2ヶ月くらい前の話となりますが、タイトルの通りのことが起こりました。
犬・柴犬を飼われている方は参考に読んでいただけたらと思います。
柴犬が脱走
我が家は雨の日はお散歩には行かないこととしています。
小雨の場合は行きますが、本降りの雨が降っている場合はお散歩は辞めています。
その時は家の裏にある狭い庭に出してあげれば柴犬むさしはオシッコ、ウンコをしてくれます。
柴犬むさしが脱走したこの日は、朝から雨でお昼くらいにかけて本降りとなる天気予報でした。
起床後、まだ外は暗いですがカーテンを少し開けて外を見ても雨が降っている様子ではないので少し家事を済ませてから柴犬むさしとお散歩へ行くことにしました。
この時の時刻はまだ朝の6時頃で、外はまだ薄暗い状態でした。
外へ出て、屋根が無い場所まで行くと雨が結構降っています。
そのためお散歩は辞めてすぐに引き返しました。
狭い裏庭にむさしを戻して、リードとハーネスを外しました。
あとはオシッコとウンチをしてくれるだろうと思っていました。
しかし一度お散歩へ行きかけたので柴犬むさしも凄く外へ出たがっています。
すぐに落ち着くだろうと思っていました。
この日はビン・缶の資源回収の日なので、むさしがオシッコ・ウンチをするまで待つこのタイミングで裏庭からビン・缶を出しに行くことにしました。
この、一瞬裏庭の扉を開けた時に柴犬むさしが隙間から脱走してしまいました。
いつもは扉を開けて隙間から出ようとする行動はしませんが、この日は一度お散歩に行く素振りをしたため興奮状態だったかもしれません。
扉から出てしまった瞬間「やばい!」と思いました。
家の前の道路でこっちを見ている柴犬むさしを呼びますが戻っては来ません。
ハーネスも付けていない状態なので捕まえるのも大変な状態です。
そのうちに柴犬むさしは走って遠くへ行ってしまいました。
追いかけても追いつくわけがありません。
一度家に入って上着を着て、傘をさしていつものお散歩コースを歩いて回って探しに行きました。
しかし、外はまだ薄暗いので遠くの方はよく見えません。
時間がまだ早いので人の姿があまりないのも不幸中の幸いです。
お散歩コースを回っても柴犬むさしの姿はありませんでした。
一度家の前まで戻ると遠くの方から柴犬むさしが猛ダッシュで近づいてきました。
そのまま私に付いてきて裏庭に入ってくれればいいのですがそうはいきませんでした。
近づくと逃げるので、私だけ裏庭に行ってみてむさしが来てくれるのを待ってみましたが来ません。
道路上に立ったままの状態です。
そんなことをしている間に犬の吠える声が聞こえてきました。
散歩中の他の犬とむさしが吠え合っています。
むさしがフリーな状態なのでヤバいです。
吠えあっている犬の飼い主さんは、普段のお散歩中によく会う人で、顔見知りだったので良かったです。
相手の方もフリーの柴犬がいきなり来てビックリしたと思います。
「脱走してしまいました」と事情を説明しました。
吠え合っているうちに捕まえたいところですが、かなり興奮状態なので捕まえるのは無理でした。
むさしはしばらくその柴犬に付きまとっていました。
私も一緒に付いていきました。
しかし、少し歩くとむさしはどこかへ行ってしまいました。
こうなってしまうと住宅街のこの辺りではどこへ行ってしまったかも分かりません。
周りも段々と明るくなってきて、車の交通量も増えてきました。
私も段々と焦ってきましたが、どうすることも出来ません。
脱走後の対策を考える
一旦家に戻り、こんな時どうするかネットで検索しました。
検索すると「脱走しても自分で帰ってくる」や「警察・保健所へ連絡する」などの情報がありました。
過去にお散歩中にハーネスが外れてしまったことがありました。
その時は一緒に歩いてですが、むさしは自分の足で家まで戻ってきました。
もうその事を信じるしかないと思い、一旦探し回るのは辞めました。
そんなことをしていると出勤しなければ遅刻してしまう時刻が近づいてきました。
家で待っていることしかできないので、家で待つのを近くに住む母親に電話をしてお願いをし、私は出勤をすることにしました。
裏庭の扉を全開に開けっぱなしにして大好きなおやつを扉付近に置いてきました。
この時、長男はまだ家に居て、出勤の支度をしていたので「むさしが脱走したから裏庭の扉は開けっぱなしにしておいて。もうすぐおばあちゃんが来るから」と伝えて家を出ました。
お昼くらいまでにむさしが戻ってこなかったら警察・保健所へ電話を入れようと考えていました。
柴犬むさしが戻ってくる
車で家を出てから10分後くらいに母親から電話が掛かってきました。
アップルカープレイのハンズフリーで電話にでました。
無事にむさしが家に帰ってきたみたいです。
脱走してしまってから約1時間後に帰ってきました。
物凄くホッとしました。
どのように帰ってきたのか話を聞くと、
- 母親が車で私の家周辺を少しだけぐるぐるとむさしを探しながら私の家に来る。
- しかしむさしの姿は確認出来ず。
- 家の駐車場に車を止めて玄関から入ろうとした時に、どこからかむさしもやってきて「ひょい」と一緒に家の中に入ってきた。
とのことでした。
おそらくむさしはどこからか家の様子を見ていて、玄関が開いた瞬間に走ってきたと思われます。
車に轢かれたり、他人に危害を加えなくて(←そうだと思いたい)良かったです。
この日は仕事中ずっとむさしに早く会いたくて仕方なかったです。
帰宅してからはずっとむさしと一緒に居ました。