何度か当ブログでぼやいていますが、宮崎県への移住を漠然と考えています。
移住について「私が考えていること」、「行動してみたこと」を以下の通りまとめてみました。
宮崎県へ移住をしたい理由
「宮崎県は良い場所だなぁ」と思ったのは、初めて旅行で宮崎県に訪れた時です。
その時「こんな場所で住みたいなぁ」と思いましたが、シングルファザーの身で子供もまだまだ小さく移住なんて夢物語でした。
その後も2回子供3人と一緒に宮崎に旅行に行きましたが、移住については本気では考えることはありませんでした。
そんな夢から現実的に移住をしたいという気持ちが変化した理由は主に3点あります。
①親権者変更となり次男、長女がいなくなった
子供3人と宮崎県旅行などに行き忙しくも楽しく子供達と暮らしていましたが、シングルファザーとなってから約7年後に元妻からのまさかの親権者変更の申し立てを受けました。
元妻からの猛烈な働きかけに次男と長女の心は揺さぶられてしまい、調停で争い、次男と長女を必死になって説得しましたが、結局は次男と長女は元妻のもとへいってしまいました。
今まで頑張ってきたのは何だったんだろう・・・と虚しさも覚え、子供達が居なくなってからはしばらく喪失感に苛まれていました。
この時「宮崎県へ移住してしまいたい」と移住したい度が増してきました。
次男と長女が元妻のもとへ行ってからも次男と長女とは頻繁に会っています。(車で1時間程の距離の場所に住んでいます)
会っても数日したら次男、長女は私のもとから去ってしまいます。
(次男については現在はほぼこちらでの生活をおくっています)
この中途半端に会える状況が余計に辛いです。
はたからみたら「子供達と会えるだけでも幸せじゃん」と思われるかもしれませんが、今までひとりで育てて子供達と楽しく暮らしていたのに突然居なくなってしまい、私と子供達を裏切った元妻と不倫男がいるもとへ子供達がすぐに戻ってしまうことは相当堪えます。
次男、長女が私のもとから居なくなり、もうすぐで3年経過しようしています。
(今現在は次男はほぼこちらでの生活となっております)
時の経過と共に辛いのも段々と薄れていますが、辛い気持ちが無くなることはありません。
次男、長女が私のもとから居なくなった当初は本当に辛くて、いっそのこと会いたくても会えない宮崎県に行ってしまい気を紛らせようとも考えてたりもしました。
子供とのこと、これが1番の理由です。
②残りの人生もっとサーフィンをしたい
サーファーならば誰でも憧れる「海の近くに住む」こと。
18歳からサーフィンを始め、ずっと週末サーファーです。
海までは車で1時間くらいかかる場所に住んでいます。
大阪や埼玉のサーファーさんに比べたら1時間とは近いかもしれませんが、ひょいっと海へ行けるほどの距離ではございません。
若い頃は本当に海のことばかり考えていました。
今は昔ほどのサーフィン熱はないですが、週末のサーフィンは欠かせないです。
私の父は、病気により68歳で亡くなりました。
父と同じ歳まで私も生きると考えると残りの私の人生は約25年です。
その中でもサーフィンを楽しめる年数と考えるとそんなに長くはありません。
ショートボードを楽しめる年数を考えるとさらに短くなってしまいます。
父が亡くなり、そして突然子育てが終わってしまい残りの人生について色々と考ることが多くなりました。
その結果、波の良い宮崎県で海の近くに住んでみたいという気持ちが強くなってきました。
海の近くに住んでいても「波が良い時、好きな時にサーフィン」となると自営業とかでなければ難しいと思います。
そこまでの自由な環境を手に入れることはできないかもしれませんが、海近くに住めばサーフィンをやれる回数は格段に増えると思います。
③仕事
現在就いている仕事については大きな不満はありません。
高校を卒業してから転職もせずずっと同じ会社で働いています。
最近は仕事上の人間関係や自分の立ち位置などについて少し悩むこともあります。
40歳の壁でしょうか・・・
この本を読んでからも色々と考えさせられました。
耐えられないって程の悩みではないですが、宮崎へ行って同じような仕事に就いて自分がどこまでやれるか試してみたいという気持ちもあります。
移住の時期
移住については現在4年以上お付き合いが続いている彼女のかなさんとする予定です。
プロポーズはしていませんが、なんとなく2人でそういう話になっています。
お互い離婚経験者で子供もいます。
再婚を視野に入れてお付き合いを始めましたが、再婚するなら「かなさんのひとり娘さんが社会人になってから」と考えていました。
来年の4月から社会人となる予定なので、移住&再婚するならこのタイミングだとずっと考えていました。
移住に向けて動いてみた
移住については考えているだけでは何も変わりません。
誰かが何かしてくれるわけでもないので、行動しなければ何も始まりません。
去年の宮崎サーフトリップの時に移住相談へ行き、移住への第1歩を踏み出しましたがそのまま足が止まってしまっていました。
移住したいタイミングまで残り1年ちょっととなりましたので止まってた足を動かし行動してみました。
不動産屋にコンタクト
宮崎県で移住をしたい市町村は決めてあります。
その考えている市町村の中古物件情報などは定期的に覗いています。
いつものように何となく物件を探していると物凄く気になる物件を2023年12月上旬に見つけてしまいました。
築年数がかなり古いですが、理想とする海近くの物件です。
実際に宮崎に行って内覧をしたい程ビビビッときました。
思い切って不動屋さんに問合せをしました。
内覧をしたいのですが遠方のためすぐには行けないです。
2ヶ月後くらいに宮崎県に行くのでそれまで取り置きのようなことは可能でしょうか?
(この物件を内覧のため急遽宮崎旅行をかなさんと計画をしました)
いずれもサーフィンをやられる方でした。
2ヶ月も先となると取り置きは難しいです。
やはりサーファーには気になる物件のようです。
取り置きできないことは仕方ないことです。
2月に行くまでに売れてしまわないことを願うだけです。
2月にこちらの物件が内覧可能状態ならば宮崎県まで行くつもりです。
飛行機では高いので車で行くつもりです。
2月に宮崎に行ったらまたブログで記事にしたいと思います。
2024年1月1日に起こった「令和6年能登半島地震」により津波が発生して「海に近い物件もどうかなぁ」や「築年数が古い家もどうかなぁ」と少し悩んでいるところです。
現在住宅ローンを組んでいる信用金庫へ相談に行く
移住すると言っても現在住んでいる住宅の住宅ローンがあります。
現在の住宅ローンと現在の状況整理すると
- 35年ローンを組んで残りのローンは16年くらい
- 住宅ローンは私と母親の連帯債務で組んだ(半々の持ち分)
- 母親と同居していた時期もあるが現在(2018年から)母親はすぐ近くの実家に住んでいる(住民票は私の家のまま)
- 現在母親は定年退職していて収入は年金のみ
- 現在の住宅ローンの返済は全て私の収入から
- 同居している長男は住宅ローンを引き継ぎ、家を引き継ぐ気持ちはある
- 引き継ぐ気持ちはあるが、社会人1年目で勤続年数、収入が少ない
- もし移住した場合、しばらくは私も現在の住宅ローンの支払いを少し補助するつもり
- 長男が家を引き継がないのならば、家を売却しての移住も考えている
このような状況のため、移住することは可能か住宅ローンを組んでいる信用金庫に2024年年始の平日に相談に行ってきました。
移住の問題点
信用金庫に相談に行った結果、移住のハードルがなかなか高いことを知ることになりました。
①残りの住宅ローン
信用金庫では現在の家族構成、移住をしたい理由など色々と聞かれました。
母親については住民票を移していないので「同居している」というていで話しをしました。(実質母親は柴犬むさしの夕方のお散歩で毎日家にはきています)
相談した内容は
現在の住宅ローンの支払いについては私が宮崎に住んでいても一緒に払っていくつもりです。
そのような形は可能でしょうか?
そのため宮崎に行かれてしまうと契約上よろしくないです。
その場合は借り換え手数料の費用なども発生する。
しかし、長男さんは勤続年数も短く、収入も少ないため審査が通るか分からない。
これは住宅の価値が35年くらいというのもあり、それ以上延ばすと住宅の価値が下がっていき購入住宅が担保とはならないので35年以上のローンで組み直すことはあまりできない。
なかなかハードルが高いことが分かりました。
でも完全否定はされなかったので今後色々と考えていきたいと思います。
宮崎に移住した場合、宮崎県での住宅については現在の仕事に就いている間にセカンドローンを組んで購入したいと考えています。
まだセカンドローンについては相談、審査も何もしていない状態です。
小さな中古物件を購入予定なので、そんなに高額なローンとはならないので審査は通ると勝手に思っています。
②長女が拒否
宮崎移住の計画は子供達にも以前から話してあります。
しかし子供達はパパは本当に移住なんてするとは思っていないようです。
今回、冬休みに長女が元妻のもとからこちらに来ていたので長男、次男も含め真面目なトーンで移住について話しました。
家を引き継ぐつもりはあるけど住宅ローンの支払いが不安だな。
どうしても行くなら私が専門学校卒業してからにして。
(長女は現在高校1年生なので、長女の要望を受け入れると4年後の移住となります)
現在の思うところ
長女に「嫌だよ」「4年後にして」と言われてしまうと考えてしまう部分もあります。
4年間お金を貯めてある程度こちらの住宅ローンを返済してしまってから宮崎に行くのもアリかと考えたりもしました。
しかし、4年後となると私も50歳近くとなってしまっています。
サーフィン、ショートボードを楽しむために移住するならなるべく早めに移住はしたいです。
宮崎県への移住はサーフィンを思いっきり楽しむためという目的もあるのであまり遅いと意味が無くなってしまう気がします。
はたからみたら自分勝手で子供達が可哀想とか思われるかもしれませんが、子供達は自分で決めて今の人生を歩んでいます。
私もそろそろ自分の好きなように生きていきたいと思うところです。
今年は自分の人生について色々と考える年となりそうです。