来年(2025年)の春くらいに宮崎県へ移住をするために、宮崎県で空き家として売られていた物件を購入しました。
移住するまでは「セカンドハウス」の扱いとなります。
そのセカンドハウスの水回りリフォームを計画しています。
予算的に300万円くらいと考えています。
セカンドハウスローンに続き、こちらもリフォームローンを考えています。
リフォームをお願いする会社は決めましたが、一括で払える資金が無いのでセカンドハウスローンとは別にリフォームローンも組む必要があります。
セカンドハウスローンの半分程の金額なので、審査もそんなに難しくなくすんなりローンが組めると思いましたが、そう簡単にはいきませんでした。
苦労した体験の内容をまとめました。
銀行へリフォームローン相談に行く
リフォーム会社に見積りの修正をお願いして数日後、修正版の見積書がメールにて届きました。
若干金額が上がり、
338万円 → 342万円。
見積書がメールで届いた翌日に、セカンドハウスローンを組んだ店舗でのローン相談の予約が取れましたので行ってきました。
(セカンドハウスローンを契約した時の担当者さんは異動されていたので、別の方が担当してくれました)
最初に言われてしまったことは「現在住んでいる家のリフォームでないと、リフォームローンとしてローンを組むことができない」とのことです。
「住民票を移してもらえれば組むことは可能ですが・・・」と言われましたが、今現在はまだ住民票を宮崎に移すことはできません。
すると銀行員さんから「セカンドハウスローンの資金を、リフォームの資金として使用することも可能です」と提案を受けました。
セカンドハウスローンを、別にもう1本組むと言うことです。
リフォームローンよりセカンドハウスローンの方が金利は安いので、セカンドハウスローンをもう1本組んだ方が良いと思いましたが、手数料が11万円も掛かります。
さらにセカンドハウスローン時と同様に、書類も色々と揃える必要がありそうです。
しかし支払い合計額で考えると、手数料11万円を払って金利の低いセカンドハウスローンで組んだ方が安くなるみたいです。
そのためセカンドハウスローンにて仮審査をその場で申し込みました。
数十分後、仮審査の結果がメールで届き、仮審査は無事通過しました。
本審査を申し込むにあたり、ちょっと手間が掛かりますが言われた書類等を揃えていきます。
本審査の承認がおりるが問題発生
必要な書類を揃えて全てオンラインで提出しました。
店舗に行かなくていいのは本当に楽です。
数日後「本審査の承認がおりました」と連絡が入りました。
あとは署名・押印までした契約書の写しを銀行に提出すれば融資が決定される予定です。
しかしここで問題が発生。
私がローンをお願いした大手銀行は、リフォーム完了後の一括融資が原則のようです。
片や、リフォームを頼もうとしている会社は工事着手金50%、工事完了後50%の支払いが原則のようです。
ローンをお願いした銀行はつなぎ融資は行っていないみたいです。
しかし、銀行は個別で相談にのることも出来るみたいです。
これは困りましたが、個別で相談出来るみたいなのでそれをお願いしました。
その結果、双方と調整して
- 工事着手金 100万円
- 中間金 100万円
- 工事完了後 残金(140万円+α)
で、つなぎ融資に対応してくれる感じでリフォーム会社と、銀行の担当者と折り合いが付きました。
その支払い方法の形でリフォーム会社に契約書を作成してもらいました。
作成してもらった契約書に署名・捺印し、収入印紙も貼り銀行に提出しました。
こちらもオンラインの提出です。
銀行のつなぎ融資については店舗レベルでのOKでしたので、これから本部でのつなぎ融資についての審査があるみたいです。
翌日、大手銀行の担当者から電話連絡が入りました。
本審査の結果「つなぎ融資には本部の承認がおりなかった」とのことです。
担当者も融資可能な口ぶりでしたし、契約書に1,000円分の収入印紙を貼って割印まで押してしまっていたので断られてしまったことにショックでした。
承認が下りなかった理由としては「リフォーム会社さんの信用度とか他にも要素はあるのですが、総合的に考えて承認がおりませんでした」とのことでした。
リフォーム会社の信用度とか言われてしまうと、こちらも少し気になってしまいますが、今までに色々とやってもらっているので、今さらリフォーム会社を変更する気はありません。
銀行の担当者さんから「工事完了後の一括融資でしたら可能なので、リフォーム会社さんがそれでも可能か再度確認をしてみてください」とのことでした。
なかなか事が上手く進まず疲れてしまいます。
リフォーム会社さんにメールにて「大手の○○銀行のつなぎ融資の承認がおりませんでした。工事完了後の一括支払いで対応していただけますか?」と連絡しました。
リフォーム会社からの返答は
- 付き合いのある○○銀行(九州の地方銀行)の担当者に相談したところ、住宅ローンとしてローンを組めばつなぎ融資可能だそうです。
- ○○銀行(九州の地方銀行)で、住宅ローンとしてローンを組めなかった場合、○○銀行(九州の地方銀行)のリフォームローンでしたら工事完了後の一括支払いでも承ります。
- 大手の○○銀行では過去に融資実行直前で白紙撤回されたことがあり、大変迷惑したことがありお受け出来ません。ご理解の程よろしくお願いします。
でした。
これはもう大手○○銀行は諦めた方がいいと思いました。
地方銀行で審査を申し込む
早速、リフォーム会社から提案された地方銀行のローンについて調べました。
住宅ローンもリフォームローンも取り扱っています。
どこの銀行でもそうですが、リフォームローン金利より住宅ローン金利の方が低いです。
住宅ローンの内容を調べると「リフォーム資金としても使用も可能」とのことです。
九州の地方銀行なので、とても窓口へ行って申請出来る距離ではないです。
オンラインのローン申請ができるのですぐに申請をしました。
本人確認書類、収入が分かる書類、資金使途確認書類をオンラインで提出しました。
翌日、九州の地方銀行から早速電話が来ました。
良い話だと思いましたが、悪い話でした。
内容は
- リフォームをしようとしている宮崎のセカンドハウスには、大手○○銀行が担保として抵当権が設定されている。
- 現在住んでいる家には、住宅ローンを組んでいる信用金庫が担保として抵当権が設定されている。
- そのため今回申し込んだ住宅ローンでは抵当権設定ができないので住宅ローンとして取り扱いができない。
- ローンを組むならリフォームローンで再度申請をお願いします。
ガッカリでしたが仕方のないことです。
次に動けるので、すぐに連絡をくれたことはありがたかったです。
先ほど住宅ローンとして断られた九州の地方銀行で、その後すぐにリフォームローンを申し込むか迷いました。
リフォームローンとして、以前から自分で調べていた大手のネット銀行Mがあります。
リフォーム会社が拒否した大手銀行とは別の銀行です。
九州の地方銀行と、大手ネット銀行Mとでリフォームローンの金利を比較しました。
大手ネット銀行Mの方が金利が低いのでこちらで申し込みをすることにしました。
大手ネット銀行Mにて無事融資を受ける
早速、大手のネット銀行Mにリフォームローンの申請をしました。
ネット銀行なのでもちろん全てオンラインで済みます。
10時頃にWEBで申し込みをして、13時くらいに電話が掛かってきました。
「本審査はこれからですが、350万円融資希望に対して、300万円なら融資可能です。このまま本審査手続きに進められますか?」とのことでした。
最低でも50万円くらいは自己資金を用意しないといけないので、迷いましたがそのまま本審査の申し込みをお願いしました。
ここまでコツコツと投資してきた新NISAの資金を初めて使うことになるかもしれません。
WEBで申し込みをした翌日、早速審査結果の電話が掛かってきました。
結果は承認OKでした。
ホッとしました。
ローン契約も、銀行に設置してある機械操作だけで契約まで済ませることができるみたいです。
契約完了後に、今回のために新規で作った大手ネット銀行Mの口座に300万円が振り込まれるようです。
その300万円を自分でリフォーム会社さんの口座に振り込むことになります。
次回宮崎に行くときに、リフォーム会社さんと打ち合わせを行うので、その時に振り込み日を決めて振り込み手続きを考えています。