親権変更となり、2021年4月から次男・長女は元妻の元へ行ってしまいました。
我が家から、元妻と不倫再婚相手が住んでいる家は車で片道1時間くらいの距離にあります。
次男・長女が元妻の元へ行ってからこの記事を書いているまでの期間、約1年と2ヶ月。
その間の出来事や、私の想いなどをまとめて綴らせていただきます。
私から子供達に対して「今週末おいで」や「今週末来る?」などの連絡は一切しておりません。
子供達がこちらに来たい時に迎え入れるといったスタンスでいます。
次男・長女と離れてからの最初の週末
2021年4月1日は木曜日です。
最初の週末4月3日、4日の土日は次男、長女共来ませんでした。
子供達からは「スマホを変えた」と連絡が入りました。
二人して最新のiphoneを買ってもらったみたいです。
離れてからの最初の面会
翌週の土日、4月10日、11日は何も連絡はなかったです。
翌週、16日金曜日の夜から次男だけこちらに来ると次男から連絡が入りました。
「迎えに来て」と言うので、仕事が終わってから車を走らせました。
今まで一緒に暮らしていたのに迎えに行くとは変な感覚でした。
仕事でも片道1時間の車通勤で、帰宅してからすぐ職場とは反対方向にまた片道1時間、往復2時間の運転をしてのお迎えでしたので結構運転が疲れました。
翌日の17日土曜日、長女から「午前中の部活が終わってからパパの所へ行くからお迎えに来て」と、朝連絡が来ました。
なので昼くらいに車を走らせて往復2時間運転して迎えに行きました。
長女は調査官の調査報告書では「泊まりではなく、日帰りの面会を希望する」と言っていましたが、初っ端から泊まりでこちらに来ました。
良かったです。
やはり調査官調査は100%ではないということですね。
子供の気持ちや考えは変わるものなので、1回の調査官との面談ですべてを判断されるのは如何なことかと思います。
翌日18日の日曜日、明日から学校なので、子供達は帰らないといけないのでまた車で片道1時間かけて元妻の家の近くまで送りました。
三日連続で往復2時間くらいの運転はやはり疲れました。
日曜日に関しては子供達を送ってからバイバイをしないといけないので辛いです。
そんなこともあり、次男は高校生、長女は中学2年生なので、「電車で来れる時は電車で来てくれ。お金はあげるから」とお願いをしました。
今現在は、子供達が電車で来るのと、私が車で送迎するのは半々くらいでなんとかやっています。
毎回車で家の近くまでお迎えに行ってあげれば子供達がこちらへ来る頻度はもう少し増えると思いますが、私自身が疲れてしまうので、そこは仕方ない事だと思います。
その後の面会の頻度
次男は週末はだいたいこちらに来ています。
用事などある時は来ない週もあります。
学校の夏休み期間中も登校日とその前後以外はずっとこちらに来ていました。
長女は部活に入っていて、土曜日や日曜日も部活があるのであまり来ていません。
長女は隔週か3週間に一回くらいのペースで泊まりでこちらに来ています。
土日に向こうのお友達と遊ぶこともあるのでなかなか来る頻度は少ないです。
中学3年生で部活を引退したら来る頻度は増えるのかなぁ?と考えています。
次男が高校を辞めてしまう
次男と長女が元妻の方へ行ってから半年くらいが経ったある日、以前の様に次男と温泉へ行った時、
何か困っていることはないか?
勉強についていけない。
とりあえずママとか学校の先生と相談して今の学校を頑張ってみな。
それがダメそうならこっちの高校とかも探してあげるから。
お兄ちゃんが行った私立高校なら知っている先生もいるし、転入とか出来るかもしれないから
お店とか色々あって、知っているから。
〇〇(長女の名前)も「高校はこっちで」と考えて、ママに言ったみたいだけど反対されたみたい。
やはりそうなってしまったか・・・
知らない土地で、周りは全く知らない人で、苗字も突然変わって、次男は凄く大変な環境だったと思います。
高校生になり、色々と自由に行動出来て、これから楽しいって時に・・・
可哀想なことをしてしまったと思います。
この時次男から他にも聞いた事は「再婚相手の男性は平日は仕事の出張でずっと家に居なくて、週末だけ家にいる」とのことでした。
後日、次男から「こちらの方の高校で転入出来る所があれば行きたい」と意思表示がありましたので、長男の卒業した高校に問い合わせの電話をしました。(本当は直接学校へ行き話をしたかったですが、新型コロナの関係もあり、まずは電話をすることにしました)
教頭先生が電話対応をしていただき、「長男が卒業生」や「家庭の事情」をお伝えしましたが
- 転入は受け入れていない
- 高校によってカリキュラムが違うので途中からの転入は難しい
- 来年度の4月から1年生としてなら可能
- どこの高校も転入は難しいと思います
との回答をいただき、高校の転入は無理だという事が分かりました。
結局次男は4月から通っていた高校を9月くらいに辞めてしまい、通信制の高校に編入しました。
こちらの方の通信制の高校も調べて次男に高校の情報など教えてあげましたが、次男は元妻の住まいの方の通信制高校に入学しました。
もし、次男がこちらの普通高校へ編入出来たとしたら、「親権変更して子供達を転居させて、転居先で上手くいかずまたすぐにこちらへ戻ってくる」となると、調査官の調査・意見はなんだったんだのか!?と言いたくなります。
調査官の判断のせいで次男の人生が振り回されてしまいます。
調査官を訴えることなんて出来そうもないので、もし次男がこちらの普通高校へ転入していたら「こんなことになってしまいました!」と調査官に意見書や苦情を正式に送ろうとも考えていました。
現在次男は通信制高校に在籍しておりますが、通信制高校は毎日通わなくてもよくて、次男は平日も数日間泊まりでこちらに来る事が多くなりました。
長女からの言葉
長女とたまに会う時にボソッと親権変更争いをしていた時の本音を言ってきたりします。
ホワイトボードにメッセージを書いたりもします。
ママの方に行ってごめんね。
私もパパに会えなくて辛いんだからね。
来れる時は来るからね。
読んだら消してね。
また来るね。
ホワイトデーのお返しに手紙を付けたりします。
パパ
いつもうるさいうちだけど、これからもよろしくね。
今度外で遊ぼうね。
うちらもさみしいから行ける日は必ず行くね(^^)
〇〇(長女の名前)より
こういうことを言われたり、されると嬉しいですが辛いです。
高校もこちらの方がたくさんあるので、長女はこちらの高校へ行くか悩んでいるみたいです。
長女から「ワンチャンこっちの高校行くかも」と言って来たこともありました。
その言葉を聞いて私からあまりゴチャゴチャ言ってしまうと元妻のやっていた働きかけと同じなので、私からは「その気持ちがあるならパパに言いなよ」とだけ伝えてあります。
私の今現在の心境
次男と長女が家から居なくなってからポッカリと心に穴が開いてしまった感じでした。
今までは何だったんだろう・・・と考えることも何度かありました。
それでも長男は家に居ますし、柴犬のむさしも居ます。
それもあり何とか一番辛かった時期は乗り越えられました。
学校の行事も何も無く、学校からの急な呼び出し連絡も無く、家事なども激減し、段々とそんな楽な生活に慣れて来てしまいました。
子供達が恋しいか?と聞かれたら「恋しくはないです」
「あれだけ言ったのにお前達はママの所へ行ってしまった」ということが頭の中にはあります。
でもこちらに来たければ迎え入れますが、私からは「来い来い」とは言いません。
正に「去る者は追わず来る者は拒まず」の精神です。
これにて離婚・調停・裁判・親権変更についての話は終了となります。
親権変更についての記事を書いている時は記憶を思い出し辛かったですが、書いたことでなんだかスッキリもしました。
自分の体験談として形に残せたのも良かったです。
調停委員・調査官に言われ、子供の気持ちに配慮してあまりズケズケと言わないようにしましたが、元妻は何としてでも親権を変更させたく子供の気持ちもお構いなしに働きかけをし続けました。
その結果「正直者が馬鹿を見る」という結末になってしまったと思います。
子供達が成長して、色々と気付き、私と生活していた頃の事を思い出してくれればと思っています。
また、大きな変化などありましたら続報を書かさせていただいます。