ゴールデンウィークに購入したトルクサーフボードのミッドレングス「チャンチョ」の感想を以前記事にさせていただきました。
が、上の記事の内容の通りほとんど乗る機会がありません。
膝くらいの小波では1時間かけて海に行く気が起きず、セットで腰くらいあるとショートボードでサーフィンをしたくなります。
トルクサーフボードのミッドレングス「チャンチョ」は、今年のゴールデンウィーク初日の2022年4月29日(金)に購入しました。
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ミッドレングスを購入した2022年4月29日(金)からこの記事を書いている今日までの約4ヶ月間で海へは25回入水しています。
そのうちミッドレングスで入ったのは6回です。
(8月23日〜27日はサーフトリップに行ったので連日海へ入っています。サーフトリップの記事は次回投稿したいと思います)
その6回も波質の良くない膝くらいの小波で無理矢理ミッドレングスで海に入った感じなので、楽しくはありませんでした。
やはり48.8リッターもの浮力のあるボードだと動かすことが大変で、テイクオフしてからは乗っているだけの状態となってしまいます。
ショートボードと比べてテイクオフは無茶苦茶楽になりますが、乗ってから横に滑るだけの状態です。
数回ミッドレングスで入りましたが私的には「ショートボードの方が楽しい」との結論が出ました。
大きな波でのミッドレングスも楽しいと聞きますが、まだ私はその域に達していないのでショートボードでもっと上達を目指して頑張りたいと思います。
ミッドレングスの「チャンチョ」はメルカリなどで売ろうかとも思いましたが、彼女のかなさんが最近サーフィンに興味を持ちだしてサーフィンを始めることになったので、売らずにかなさん用に家に置いておくことにしました。
私も小波で使う機会があるかもしれないので、そう割り切ってミッドレングスの購入は失敗ではなかったと考えることにしました。
フィッシュベアードの購入を考える
そうなるとショートボードのニューボードが欲しくなります。
ミッドレングスを購入したばかりなので、さすがに経済的に高価なサーフボードは購入出来ないので、中古で探してみました。
サーフボードについては特に欲しいブランド・モデルなど決まっていませんでしたが、フィッシュテールのサーフボードは持っていないので、今回買うならフィッシュテールのサーフボードにしようと考えていました。
ネットで探すとフィッシュテールのサーフボードは色々とあります。
中でもツインフィンモデルが多いです。
その中で以前から欲しかった「ネックベアード2」をベースとして、サーフボードのテール側1/3をフィッシュ形状とした「フィッシュベアード」というサーフボードがあることを知りました。
フィッシュベアードはアルメリックの超人気モデル「ネックベアード2」をベースにモダンフィッシュの要素をミックスしたハイブリッドボードです。
ベースのネックベアード2はパドルの速さ、テイクオフの速さ、ライディングのスピード、ターン性能、エアー性能のどれをとっても”超”反則レベルのボードです。
フィッシュベアードはノーズから2/3まではネックベアード2で残りの1/3がモダンツインフィッシュになっているので、パフォーマンスボードの様な性能とフィッシュの持つダウンザラインのスピード感、レールツーレール、フローを味わえる新感覚のボードになります。
引用:サーフボードあれこれ
2年くらい前に発売されて流行ったらしいですが、今さらながら知りました。
まさしく今欲しいサーフボードです。
フィッシュベアードの安めの中古があれば購入しようと考えました。
メルカリにてフィッシュベアードを購入する
中古のサーフボードは今まで購入したことはありません。
サーフボードはデリケートな物なので、購入後すぐに「クラックが入った」などのトラブルのおそれなどもあり中古の購入は今までは避けてきました。
でも今回はなるべく安価に購入したいので中古で買ってみます。
ムラサキスポーツやサーフショップでの中古は比較的安心して購入できますが、中古でもそれなりの値段がします。
個人間取引の「メルカリ」や「ヤフオク」の方がリスクは高いですが、より安く購入できます。
さっそくメルカリで探してみました。
何点か出品されていました。
サーフボードの送料は高いので、出来れば手渡しでの受取対応している方が望ましいです。
そういった条件と、価格で絞ったところ65,000円で出品されている「フィッシュベアード」がありました。
しかしそのサーフボードはサンダーボルト社製の「フィッシュベアード」です。
アルメリック社製と何が違うのかネットで調べると、何点かの違いはあるようですが、大きく違うのはフィンが「ツインフィン」と「ツインスタビライザー」の2種類のフィンセッティングで楽しめる点です。
ツインスタビライザーとは
ツインスタビ(ツイン+スタビライザー)のフィンとは、3枚セットのフィンモデルではありながら、サイドの2枚が大きく、センターが極端に小さくなったフィンタイプの総称です。
フィンの2大ブランド、FCSとFUTURE両方にいくつかのモデルがリリースされています。
ツインフィンのスピード感と、トライフィンのコントロール性能を両立させたようなフィンセットとなり、ここ数年のツインフィンブームの影響で需要が高まっています。
引用:Greenfield
↓こちらの動画は凄く参考になりました。
これはもう「買っちゃうしかない!」と思いました。
その商品の引渡箇所は湘南地区となっていますが全然問題ありません。
車で片道2時間以上はかかりますが取りに行きます。
今回初めてメルカリにてサーフボードを購入するので少し不安はありましたが、出品されている写真を見る限り状態も良いですし、購入する前に出品者さんにサーフボードについての問い合わせをしたらしっかりとした返答をいただいたので思い切って購入に踏み切りました。
購入した時は私が新型コロナに感染して自宅療養期間中でしたので、療養期間を終えてからの引渡をお願いしました。
今回購入したサーフボードにはフィンは付いておりません。
商品引渡しまでにフィンを揃えておきたいところです。
先程のYoutube動画ではツインスタビをおすすめしていましたが、本来フィッシュベアードはツインフィンとなります。
本来のツインフィンとして乗るべきか、動画でおすすめしていたツインスタビにするか迷います。
出品者さんに参考に問い合わせてみたら、出品者さんも両方で乗り比べをしたみたいで、「結局はAmazonで購入した5,000円くらいの安いツインフィンが一番調子が良かったです」と教えてくれました。
そのありがたいアドバイスを参考にさせてもらいツインフィンはAmazonで探してレビューなどを全て読んで良さそうなツインフィンを購入しました。
せっかくなのでツインスタビも揃えておきたいところです。
ツインスタビもAmazonで安い物を探しましたが、良さそうな商品がなかったので少し高かったですが楽天市場にてマークリチャーズのフィンを購入しました。
フィンは翌日と翌々日には届きました。
そして自宅療養期間が終わった1週間後くらいにフィッシュベアードの引き取りに行ってきました。
コンビニでの待ち合わせとして、待ち合わせの時間より20分くらい早く到着しましたが、お相手の方はすでに到着していて待ってくれていました。
サーフボードの実物を確認させていただき、とても綺麗な状態でした。
とても紳士的な方で気持ち良い取引をすることができました。
フィッシュベアードを手に入れたのは土曜日で、翌日の日曜日は休日でしたが波が無くフィッシュベアードでの初サーフィンはすることが出来なかったです。
フィッシュベアードに乗った感想
2022年8月11日(木)祝日(山の日)にフィッシュベアードでの初サーフィンをすることができました。
波は腰セット腹くらいで十分な波でした。
フィンはとりあえず価格が高かった方のツインスタビを装着してみて入水しました。
今までメインで乗っていたサーフボードはビルトのPUのサーフボードとなります。
体積は34.3リッターです。
今回購入したフィッシュベアードは「長さ5’10″ 幅19-3/8″ 厚み2-9/16″ 体積32.4リッター」のEPSサーフボードとなります。
パドリング、波待ちした瞬間、今まで乗っていたボードと比べると浮力不足を感じました。
「失敗したかなぁ」と思いましたが、テイクオフに関しては特に遅くなってしまう感じはしなかったです。
何本かテイクオフをしていて感じましたが、むしろ今までのボードでは乗れなかった波にも乗れちゃう気がします。
たまたまこの日の波質がフィッシュベアードと相性が良かったのかもしれませんが、今までは乗れないと諦めていた波をフィッシュベアードだとしつこくパドルして追いかけると乗れてしまうといった感じです。
何本かその感触があったのでこれがフィッシュベアードの良い所だと感じました。
波に乗ったあとも板がよく動きます。
今まで乗っていたボードよりターンがしやすいです。
これはマジックボードとの出会いの予感がしました。
この記事を投稿した時点では、このフィッシュベアードでしっかりとした波では4回入水しましたが、波が良い時は凄く良いボードに感じます。
でももう少しだけ浮力があればより良くなると思うので、体重の減量に励みたいと思います。
メルカリの出品者さんが調子の良いと教えてくれたキールツインフィンはまだ試していないので、次の波が良い時に試したいと思っています。
フィッシュベアード、今さらながらおすすめします!