プロフィールにも記載していますが、結論から言ってしまうと「親権変更」となってしまいました。
今までのブログの記事でも色々と書いてきたように子供達と定期的に旅行に行ったりして楽しく過ごしてきましたが「親権変更」となってしまいました。
学校の授業参観なども含め、行事には全て参加し、部活動の送迎係等も進んでやっていましたが「親権変更」となってしまいました。
食事、洗濯などの家事も全てひとりでこなし、子供達のために尽くしてきましたが「親権変更」となってしまいました。
思い出すと辛かった出来事ですが、こんな事が実際に起こってしまうということを当ブログを見ていただいている人に知ってもらいたく、いきさつを書いていきたいと思います。
2020年6月9日(火) 家庭裁判所から封筒が届く
この時期、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として1人につき10万円の特別定額給付金の支給が決定して、それの申請書が市役所から届くのを日々待ちわびていました。
そしてこの日、仕事から帰宅するとポストに少し厚めの茶色い封筒が入っておりました。
「やっと申請書が届いた!」と思って一瞬喜びましたが、差出人を確認すると家庭裁判所からの手紙でした。
家の中に入りすぐに中身を確認しました。
親権者変更だと!?
何をいまさら、といった感じでした。
正式に離婚してから約6年、調停・裁判期間も含めると約7年もの間シングルファザーとして子供達を育てて来たのにである。
まさに「寝耳に水」でした。
長男はすでに成人しているので親権は関係なく、次男と長女の親権者変更の調停申立てをしてきました。
この時次男は中学三年生、長女は中学生になったばかりの中学一年生でした。
子供達にもそんな素振りは一切感じられていませんでした。
柴犬も約三ヶ月前に我が家に迎え入れたばかりで、子供達も溺愛しています。
どうせ元妻が勝手に騒いでいるのだろうと思いました。
しかし、元妻は子供達と面会交流も欠かさず定期的におこなっているし、学校の授業参観や入学式などの行事にも今までずっと顔を出してきました(私はその行為は辞めて欲しかったですが)。
過去に子供達に「パパとやり直したい」と発言していたこともあるようです。(子供から数回聞かされました)
子供と一緒に住むことをまだ諦めていなかったようです。
よくよく考えたら子供達ももう大きいので、ある程度子供達を説得した上での親権変更の申立てをしてきたとの可能性も高いです。
この時次男は15歳になったばかりです。
子供は15歳になると親権者については子どもの意思を尊重するようなので、次男が15歳になったタイミングで親権変更を申立てて来た可能性が大きいです。
きっと面会交流時などに昔からずっと強い働きかけをしていたと思われます。
離婚裁判の時にお世話になった弁護士にすぐに相談するか迷いましたが、とりあえず母親に相談をしました。
母親もまさかの事態にとても困惑していました。
母親からは「弁護士に相談してみな」と言われました。
まだ初回の調停も行っていない段階なので弁護士に相談すべきかひとりで悩みました。
この日から落ち着かない日々が始まりました。
2020年6月10日(水) 弁護士事務所へ電話をする
翌日、迷った結果数年ぶりに弁護士事務所に電話することとしました。
相談の予約を入れ、二日後の仕事帰りの時間帯に予約を取ることが出来ました。
2020年6月12日(金) 弁護士事務所へ相談へ行く
予定通り、弁護士さんの所へ相談に行きました。
弁護士さんは元妻と不貞行為相手の関係がまだ続いていたことに驚き、子供達と元妻が離婚成立時に取り決めをした面会交流内容のまま今まで続けられていたことに驚いていました。
親権変更のことについては、離婚した時、親権で揉めた時に長男に色々と話を聞いたように次男と、長女にも「腹を割って話さなければならない」と言われました。
この日の相談料は、相談時間からして本来1万円~1万5千円掛かるところでしたが、この日は無料としていただきました。
とてもありがたいです。
弁護士さんに言われた通り、後日タイミングをみて個別に子供達に腹を割って話を聞くことにしました。
次男については、次男の思いを自筆で書いた「陳述書」を裁判所に提出する必要があります。
これを次男本人に書いてもらわないといけないのです。
次男の気持ちを考えると相当辛いお願いをしなければなりません‥…
離婚・親権で悩んでいる方のお話を聞き心を楽にします 探偵依頼、調停、離婚裁判、親権変更調停、色々体験してきました