2018年8月4日(土)~11日(土)、夏休みに7泊8日で鹿児島県と宮崎県へサーフトリップに行ってきました。
4年ぶりの宮崎です。
そして過去最長期間の旅行となります。
過去と同様に飛行機で行くか迷いましたが、私と子供3人の飛行機代+7日間のレンタカー代を考えると結構な金額になります。
なので以前から気になっていたカーフェリーを利用して行く事を検討しました。
- 子供料金の設定がある。
- 車両乗船料金が掛かるがレンタカー代が掛からない。
- 夕方出発して朝起きたら宮崎に着いている。
- 飛行機と比べると時間が掛かる。
- 神戸までマイカーで行かなければならない。
- 神戸港(宮崎港)から夜出発して、朝に宮崎港(神戸港)到着のため出発日と到着日は仕事の休みが必要となる。
今回長めの休みが取れたためカーフェリーで行く事にしました。
私も子供達も初めての長距離フェリーでとても楽しみでした。
しかし今回のサーフトリップ期間もまた台風が発生していて海峡にかなり影響してきます。
出典:Yahoo!ニュースより
サーフトリップ前日の台風進路予想図です。
波がデカすぎる心配もありましたが、フェリーが出港するかの心配もありました。
万が一、フェリーが欠航となった場合は車で鹿児島県まで行く覚悟でトリップは予定通り行くこととしました。
宿は鹿児島県で取るか、宮崎県で取るか迷いましたが、宮崎県の方がたくさんあり安価で泊まれる場所が多かったので今回は「ペンション青島」に6連泊してここを拠点にして鹿児島県まで観光やサーフィンに行き、宿の前の「青島」や、近くの「木崎浜」で波が有ればそこでサーフィンをする計画としました。
2018年8月4日 神戸観光してカーフェリーへ乗船
サーフトリップ初日。
朝、宮崎カーフェリーのホームページを確認すると「運航」の情報が出てました。
良かったです。
カーフェリーの乗船受付は夕方からでしたが、お昼くらいには神戸港について周辺を観光しました。
この時間に到着だとさすがに一番乗りで、先頭に車を止めて徒歩圏内を観光をしました。
以前神戸に来た時に気になっていたが行けなかった「メリケンパーク」へ行きました。
「神戸海洋博物館」へ行って「カワサキワールド」を観光したりしました。
そしてその後は「エッグスシングス」にパンケーキを食べに行きました。
「エッグスシングス」は当時Amzon prime videoでサーフィンを題材にしたドラマということで見始めた『しろときいろ』というドラマの中で出てきたお店です。
『しろときいろ』は見始めたらハマってしまいましたが、サーフィンドラマというより「エッグスシングス」誕生までを描いたドラマでした。
ドラマを見ていると「エッグスシングス」のパンケーキがめちゃくちゃ食べたくなってしまいました。
神戸港に「エッグスシングス 神戸ハーバーランド店」がありましたのでやっと食べることが出来ました。
想像して通りホイップクリームがめちゃくちゃ美味しかったです。
神戸港をフラフラしていたらあっという間に乗船開始時刻となりました。
先に大型トラックが続々と入っていきます。
大型トラックの乗船が終わったら一般車両の乗船です。
初めてのカーフェリーの旅という事と、これから宮崎に向かうというワクワク感で私と子供達もテンション上がってきます。
乗船したあと少し経ってから出港の時間となりました。
出港してすぐ、船上から夕陽が綺麗に見えました。
これからの旅が楽しみです。
台風の影響で揺れが気になるかと思いましたが、ウネリがまだ届いていないのか、揺れは全く気にならなかったです。
フェリーの中には大浴場もあり、お風呂も入れて思ってた以上に快適でした。
2018年8月5日 青島神社観光・「木崎浜」でサーフィン
サーフトリップ二日目。
翌朝、船内のアナウンスで目が覚めすでに宮崎港の近くまで来ています。
そして予定通り8時30分頃に宮崎港に到着しました。
下船する前にベッドで記念撮影。
二等寝台のベッドはこんな感じの二段ベッドで、カーテンで仕切られプライベート空間もあり快適でした。
いよいよマイカーのデリカで九州初上陸です!
とりあえず宮崎港から近い「青島」へ行きました。
台風のウネリも全く入っていなく、波が極小だったので「青島神社」を観光しました。
その後はあまりの暑さに宿にチェックインする時間までは「青島」で海水浴をしました。
そしてチェックインを済ませてから車で「木崎浜」の方へ移動して「加江田河口」付近でサーフィンをしました。
膝くらいの波でしたが長く乗れる波で楽しめました。
2018年8月6日 高千穂グランドスーパーカート・「小倉ヶ浜」でサーフィン
サーフトリップ三日目。
この日は前々回に宮崎に来た時は時間がなくて行けなく、前回宮崎に来た時は天気が悪く行けなかった「高千穂あまてらす鉄道」の「グランドスーパーカート」に乗りに行きました。(グランドスーパーカートは以前は軽自動車を改造した車両を使っていたようです)
グランドスーパーカート
絶景 30分の旅!!高さ105m!!
2017年3月運行開始のグランド・スーパーカート。30人乗りで、牽引する動力車が2台あり、それぞれ2500㏄のディーゼルエンジンを搭載。客車の床の中心部には強化ガラスを敷設して、走り過ぎる線路の様子や高千穂鉄橋最高地点(105m)での直下の眺めを楽しんでいただけます。トンネルを抜けると絶景が広がります。
引用:あまてらす鉄道より
やっと乗る事が出来ました。
緑の中を駆け抜けて行き、トンネルを抜けた後の絶景は最高でした。
その後は絶景スポット「天安河原」へ行きました。
遊歩道を歩いていると突然大きな洞窟が現れビックリしました。
洞窟内からの景色も神秘的で良かったです。
観光をした後は「小倉ヶ浜」でサーフィンをしました。
台風のウネリはまだ届いていなかったですが、腰サイズくらいの良い波がありました。
宮崎はやっぱり波が良いなぁと感じました。
2018年8月7日 波を探しに日南方面へ
サーフトリップ四日目。
翌朝、朝一長女が寝ている間に長男と次男と宿の前の「青島」ポイントまで歩いて行き波チェックに行きました。
台風のウネリはまだ届いていなかったです。
せっかく早く起きたので海に入ることにしました。
入ってみたらダンパーの波しかなく、全く乗れないので15分も入らず海からあがりました。
宿に戻って、長女を起こして、この日は日南方面へ波を探しに行ってみることにしました。
最初の目的地は「恋ヶ浦」ポイントでしたが、前回絶景ポイントとして発見した「石波海岸」が途中にあるので少し寄りました。
相変わらずの絶景です。
今回は天気も良くて以前より増しての絶景です。
波は上から眺めると良い感じに見えます。
台風のウネリも届いて来たような感じです。
とりあえず記念撮影をしてから「恋ヶ浦」へ向かいました。
「恋ヶ浦」へ到着しました。
結構混んでいます。
そして波がデカいです。
頭オーバーサイズはありましたが、上手い人はロングライディングしています。
私はサイズにビビって入るか迷っていましたが、長男と次男は入って行きました。
ウネリをかわす堤防横は混んでいるのでそこでは入らず、ウネリをダイレクトに受ける中央の方へ入って行きました。
子供達の根性に負けました。
私はしばらく迷っていましたが、せっかくここまで来たのだからと心を奮い立たせて堤防際から入ることにしました。
入ってみるとやはりデカいです。
でも乗れないこともないサイズなので、乗ろうとしますが混んでいるので乗ろうとする波は奥から必ず人が乗ってきます。
そんな状況が続いている内に段々と波質もダンパーとなって来てしまい、乗れる波もなくなってしまい結局1本も乗る事が出来ないまま海から上がりました。
かなりへこみました。
さすがにこのまま戻るのは惨めなので、先程見た目は良い感じだった「石波海岸」へ水着のまま車へ乗り込んで向かいました。
「石波海岸」にすぐ着きました。
上から見ると良い波に見えます。
サーフボードと長女用の簡易テントを持って浜辺まで行くとちょうど二人組のサーファーが海から上がってきました。
そして向こうから「こんにちは」。
さすが宮崎、人も暖かい所です。
その二人組のサーファーが海から上がると誰も入っていません。
それもそのはず、入ってみたら「恋ヶ浦」よりパワーのあるデンジャーな波でした。
身の危険を感じてすぐに上がりました。
長男、次男もこれはヤバいとすぐに海から上がりました。
さらにへこみまして、この日は諦めモードとなってしまいましたが、宿の方に戻りながら台風の時に出来そうなポイントを見ていくことにしました。
ビーチコーミングの冊子にも載っている「大堂津」ポイントへ寄ってみましたが詳細なポイントや駐車場がよく分からず諦めました。
その後さらに北上して、行きにチラッとサーファーの姿が見えた「サンメッセ日南」付近の海岸に寄ってみました。
少し広いスペースに車を止めて波チェックをすると何となくサーフィン出来そうな波です。
でも駐車場が分からずこのポイントも諦めようとしていた時に、地元のサーファーさんがちょうど波チェックに来て近くに車を止められたので駐車場の有無を聞いてみました。
すると丁寧に少し離れた駐車場までわざわざ車で先導してくれました。
宮崎は本当に親切な人ばかりです。
見習いたいです。
ここは「宮浦ポイント」というようです。
この時はほぼ貸切の状態でした。
入ってみたらほとんどダンパーで良い波とは言えないですが、サイズ的にはちょうどいい胸くらいでしたので少しだけでしたがサーフィンを楽しむことができました。
今日のへこんだメンタルを立て直せたと思います。
夕方、「青島」へ戻ると大きめの波が入ってきており、SUPやロングボードにはかなり良い波で皆さんロングライディングされていました。
私たちは「宮浦ポイント」で入ったばかりでしたのでこの時は入らなかったです。
2018年8月8日 大隅半島観光・鹿児島県で初サーフィン
サーフトリップ五日目。
この日は鹿児島県を観光して、サーフィンが出来そうな波があったらサーフィンをする計画としました。
まずは「桜島」を目指しました。
「桜島」は私たちが行った時も火山活動は続いており近くまで行けば火山灰の確認も出来るようです。
遠くからでは分かりませんでしたが、「桜島」の山に入ると何となく粉っぽい感じがします。
赤水展望広場には「叫びの肖像」が建てられています。
(「叫びの肖像」は鹿児島県出身の長渕剛さんが2004年にオールナイトコンサートを開催し、コンサートの跡地に巨大な桜島溶岩で制作された記念モニュメントのようです)
「桜島」をバックに記念撮影。
山から煙が上がっているのが分かります。
「桜島」を観光した後は日本の本土最南端の「佐多岬」へ行きました。
「本土最南端」をうたっている記念碑や看板等がたくさんあります。
こんな看板もありました。
全地点行ってみたいです!
「本土最南端」からの景色は別格な感じがします。
観光をした後は、宿へ戻りながらサーフポイント探しをしました。
この日も台風で波がデカいので、インターネットでウネリをかわすポイントを検索しました。
検索の結果、「ダグリ岬」や「長浜海岸」などが台風の時に出来そうなポイントなので寄ってみて波チェックしましたが、波は無くサーフィンやれそうな波は見当たりませんでした。
こうなると入る場所に困ってきました。
せっかく鹿児島県へ来たので、鹿児島県でサーフィンはしたいところです。
こうなったらグーグルマップの航空写真を頼りに、台風のウネリをモロにくらわないが、ある程度ウネリが入りそうな場所に行ってみました。
正に ”サーフトリップ” ですね。
探索の結果、東串良町の「柏原海岸」という場所へ行き着きました。
見た感じサーフィン出来そうな波です。
サーファーの姿も数人見られました。
そのサーファー達より100m以上離れた場所で息子達と一緒に入りました。
早い波でほとんど乗って終わりの波でしたが、鹿児島県で初サーフィン出来たので良かったです。
2018年8月9日 チキン南蛮を食べに「おぐら本店」へ・「青島」でファンサーフ
サーフトリップ六日目。
朝、とりあえず宿前の「青島」でサーフィンしました。
腰サイズの波があるがダンパーチックな速い波で全然楽しめなかったです。
上手い人はたくさん乗っていました。
この日はチキン南蛮を食べに宮崎市の「おぐら本店」まで行ってきました。
めちゃくちゃ美味しかったです。
チキン南蛮をがっつり食べた後は「木崎浜」へ行ってみました。
波はデカく入っている人はいません。
隣の「青島」へ移動したら良い波が入っていました。
急いで着替えて海へ入りました。
もっと早く来れば良かったです。
空いている「こどもの国」ポイントで入りましたが、そこでも良い波です。
やっとありつけた良い波に乗りまくりました。
暗くなるまで入っていました。
娘も浅瀬でボディーボードをやっていて凄く楽しかったと言ってくれたので良かったです。
2018年8月10日 「木崎浜」と「青島」でサーフィン
サーフトリップ七日目、宮崎最終日。
朝一、昨日の良い波を期待して宿前の「青島」で入りましたが、サイズが小さく楽しめませんでした。
この日、夕方のフェリーで宮崎港から神戸港へ向かうため、宿へ戻ってチェックアウトを済ませました。
チェックアウト前に恒例の宿泊部屋での記念撮影をしました。
今回は、4人で予約したら2部屋用意していただいて、私と長女、長男と次男に分かれて広々と泊まらせていただきました。
宿の外観からも記念撮影をしました。
写真を撮っているとマイカーのデリカのリアガラスに落書きの様な文字が書かれているのに気が付きました。
近くで確認すると、桜島へ行った時にリアガラスに薄っすら積もっていた火山灰を利用して、パパ……と書いてあります。
よく確認すると
パパいつも
ありがとう 大好きです
と反転して文字が書いてあります。
長女が、運転中にルームミラーで見たら文字が反転して読めるように考えて書いたみたいです。
いつの間に書いたのでしょう(笑)
とても微笑ましく思いました。
女の子はこういう所が可愛いですよね。
このメッセージは雨で流れてしまうまでそのままにしておきました。
「ペンション青島」とても良いところでした。
チェックアウトを済ませてから近場の「木崎浜」へ行きました。
長男、次男は海に入りましたが、波の見た目がイマイチでしたので私は長女と遊んだり息子たちのサーフィンをビデオ撮影をしたりしていました。
でも最終日も海には入っておきたいので、潮の上げ込みの時間帯に「青島」が良くなるのを期待して移動しました。
しかし波は良くなく、全然ダメでした。
これにて今回のサーフトリップは終了です。
着替えを済ませて、早めに宮崎港に到着しちゃいました。
そして夕方、宮崎港を出港して九州から離れていきました。
帰りは船内のレストランで食べ放題バイキングで夕食を取りました。
この時、食べ過ぎてしまい、お腹が苦しいままベッドで横になり寝たのでお腹がパンパンでしばらく辛かったです。
食べ過ぎは良くないですね。
2018年8月11日 帰り道ホームポイントでサーフィンをして帰る
翌朝、神戸港に到着しました。
ちょうどお盆休みの土曜日で渋滞が酷かったです。
波情報を確認すると台風のウネリでホームポイントで良い波が来ているようです。
帰り道の途中なので入って行くことにしました。
長女は家に帰りたがっていたので、ばあばに海の近くまで迎えに来てもらい長男と次男と私でいつもの海へ行きました。
波は、波情報通り良い波でした。
鹿児島宮崎トリップでは不完全燃焼に終わっていたので、この時は暗くなるまでたくさんサーフィンをして満足感に満たされながら家に帰ることが出来ました。
今回のサーフトリップについて
初めてのカーフェリーでのサーフトリップ。
マイカーで九州を巡れたことが良い思い出となりました。
子供達も飛行機とはまた違って楽しかった思い出になってくれたかと思います。
娘のリアガラスへのメッセージにはパパはやられてしまいました(笑)
台風で波が急にデカくなってしまいましたが、インターネットの情報や、グーグルマップの航空写真を見て波を探しに行く行動はなかなか楽しかったです。
鹿児島県のサーフポイントはあまり公表されておりませんが、サーフィン出来るポイントはたくさんあるのだと感じました。
マイカーで本土最南端まで行けた達成感は大きいです。
今回は大隅半島しか行けなかったので、薩摩半島も観光出来たら鹿児島県制覇としたいと思います。
サーフトリップ中にも毎日ホームポイントの波情報をチェックしていましたが、宮崎よりホームポイントの方が良い波という事が今回は結構ありました。
サーフトリップ中、いつも入っている海で良い波が入ってくる。
サーファーあるあるですね。