2014年6月26日(木) 長男が家出から戻ってくる
仮処分の申し立てはしましたが、私の方は引き続きLINEや電話等で長男の説得を行っていました。
そしてこの日、長男と会って話をする約束をしていましたので、16時05分に中学校が終わるためその時間に中学校の下駄箱まで長男を迎えに行きました。
しかし学校には長男の姿が見えなかったため一旦自宅に戻って長男の携帯電話に電話をしました。
すると、この日は頭痛がして早退し、すでに妻のアパートにいるとの事でしたので、妻のアパートに長男を迎えに行きました。(妻は仕事へ行っているため不在でした)
そして河川敷に行き、車の中で長男と二人っきりで話をしました。
長男は今日は頭痛で午後から早退したと言い、本当に思い詰めているようで見ていても可哀想な程でした。
私は長男に、パパの思いを伝えました。
(弁護士からも子供に伝えるべき内容は一部アドバイスを受けました)
宮崎旅行はパパと行くつもりなんだろ?
予定通りちゃんと行くから!
それなのに手紙であんな事を書かれてしまうと、パパは気持ちがおかしくなってとても楽しく宮崎旅行なんかできないよ。
言葉というのは伝え方で非常に相手を傷つけるから、パパもすごいショックだったよ。
お父さんにものを言いにくいと言うのは普通のことだ。
パパも中学生のころはじいじと喋る事なんてほとんどなかった。
じいじと二人だけで出掛ける事もなかった。
だからパパは子供達と色々なところへ行き、遊び、仲良くするように努力している。
〇〇(長男の名前)に対しても親としてダメな事はダメと言ってきたが、友達のように接してきたつもりだったんだけど。
パパがダメダメ言っている事は全て〇〇(長男の名前)の事を考えて言っている。
親として当たり前の事だけを言っている。
ママがダメダメ言わなければ〇〇(長男の名前)は楽だが、今後〇〇(長男の名前)が困ってしまう。
ダメダメとはママと会っちゃダメというのも入っているだろ?
ママと会う回数はパパとママと専門家の人達で話し合って決めた。
でももっとママに会いたいなら会わせる。
休みの日はママに会いたければ好きなだけ会っていい。
泊まりたければ泊まってもいい。
だから平日だけはこちらの家で生活してくれ。
〇〇(長男の名前)の生活が心配だから平日だけでも帰ってきてくれ。
自宅の方が勉強するには家庭教師もいるし、環境が整っているから自宅で勉強はしなさい。
落ち着いて勉強できる環境にいなきゃだめになっちゃぞ。
逃げてちゃダメだぞ。自分がダメになっちゃうぞ。
パパには〇〇(長男の名前)を育てる責任があるからこんな事を言っている。
学校のある日はパパの所で、休みの日はママの所で生活してみなさい。
それでどちらが落ち着いて生活出来るか自分で確かめてみなさい。
ママの所には休みの日は居たいだけいればいい。
〇〇(次男の名前)と〇〇(長女の名前)はまだ小さくて意思がないから一緒にいってはだめ。
本当のパパの思いは〇〇(長男の名前)には今まで通り毎日こっちの家で生活をしてほしい。
〇〇(長男の名前)がママのアパートで住む事は〇〇(長男の名前)のためにならない。
〇〇(長男の名前)が大変になるだけだ。
長男はこの提案にしっくりきたようで、すぐにこれを了解してくれました。
その後、私と長男で児童クラブへ次男と長女を迎えに行きました。
長男は久しぶりに会う兄弟にとても嬉しそうでした。
私もその姿に泣いてしまいそうでした。
そして「夕飯はパパのところで食べて行く」と長男が言いました。
長男はママに「今日夕飯をパパの所で食べて行く」とLINEで連絡しました。
すると妻から長男に電話が掛かってきて、長男は「来週から平日はパパの所で生活する」という自分の気持ちをママに伝えました。
すると妻から電話で色々言われ、長男は電話を切るに切れなくて困っていました。
最後は妻から長男に対しての「勝手にしな!」で電話は終わりました。
この日、夕飯は私と子供三人とばあばで外食としました。
食事中も妻からはひっきりなしに長男にLINEで連絡がありました。
長男は困惑しながら、LINEのやりとりを私に見せてくれました。
妻のメッセージの内容は、自分の子供に対して「うそつき」や「もう死にたい」とか「パパの方に行くならさよならだ」とか、子供にとってはとてもきついものでした。
長男は妻からのしつこい着信、きついメッセージに困惑し、怖がってしまいました。
妻からこのような連絡が来る前は、長男は今日は食事をした後、妻のアパートに帰り、月曜日からこちらの家に戻るつもりでいたのですが、妻の反応に長男はすっかり怯えてしまい「こんなんじゃママのアパートには帰れないから今日はパパの家に泊まる」と言い出しました。
そこで私が以下のメールを妻に送りました。
内容は送る前に長男に確認済みです。
〇〇(長男の名前)がしたいようにさせろよ。
〇〇(長男の名前)はもうお前の事怖がって今日は帰れないと言っているから今日はこっちに泊まると言ってる。
ママと会うのは今は怖いから落ち着いてから会いたい。
と言っている。
これを送って長男も一安心しました。
「また、ママから連絡がくると落ち着かないから、パパと〇〇(長男の名前)の携帯電話の電源切っておこう」と話し、携帯電話の電源を二人とも切り、レストランを後にしその足で近くにあるスーパー銭湯に行きました。
長男は何か吹っ切れた様にはしゃいで弟、妹と遊び、私にもたくさん話し掛けて来ました。
頭痛もちょっと前に薬を飲んだ事もあってか無くなったと言っていました。